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【0017】ナミスジフユナミシャク
Operophtera brunnea

・ナミスジフユナミシャクO.burumata
 が海外のbrumata とは明らかに差異があるということで2種に別れ
・コナミフユナミシャクO.burunnea
・オオナミフユナミシャクO.variabilis
 となったが 中島秀雄,1991.日本産Operophtera属(鱗翅目,シャクガ科)の2新種の記載 蝶と蛾 42(3):195-205

 brumata とは別種だがburunneavariabilis は同種だということで
・ナミスジフユナミシャクO.brunnea
 に落ち着いた種である。中島秀雄, 2010. 日本産フユシャクガの種の再検討 蛾類通信 257:154-158

確かに大きさや斑紋の個体差が大きいので、一見すると別種にように見えてしまうことも多い。

個体数の多さは半端じゃなく、シーズンにはあっちを見てもこっちを見てもナミスジである。

Spc052584
【成虫♂写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近 <標高1000m>


メスは羽が退化しており、飛べない。

さらに羽の大きさも個体差がありまちまちだ。

別種と考えたくもなる。

Sp1153007
【成虫♀写真】20120114埼玉県小川町栗山 <標高282m>
これは産卵後のメス。腹部の大部分を占めていた卵がなくなったことでホッソリとしている。

Sname
【成虫♀写真】20121110長野県軽井沢町県境<標高1378m>
こちらは産卵前。まだ腹部に卵が詰まっている状態だ。

S_2
【成虫交尾写真】20121110長野県軽井沢町県境<標高1378m>
交尾ペア。上記のメスはこの後分離した個体。

種小名brunnea (ブルンネア)は 鳶色 という意味のようだ。 言われてみれば薄い鳶色の個体もいる。

埼玉では三峰での記録しかない。県南部では見たことはない。

しかし珍しい種ではない。探せばもっといるはずである。

以下記録
Spb252551
【成虫♂写真】20111125埼玉県秩父市豆焼橋付近 <標高1000m>


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