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【0001】オオミズアオ本州以南亜種
Actias aliena aliena

蛾色灯。を始めるにあたり、記念すべき第一種目はオオミズアオにした。

何故なら、僕が蛾に魅せられた原因はこのオオミズアオだからである。

小学校の頃、クワガタ採集で入った森の中にひっそりと静かに佇んでいた。

僕の頭の中のどこかにあった「蛾=汚い」という印象を一瞬で払拭してくれた蛾である。

この出会いがなければ僕は蛾とは縁のない人生を送っていたかもしれない。


実際、このオオミズアオは話題になることが多く、蛾の広告塔のような存在だ。

某Zガン○ムに出てくるキュ○レイという人気MSはオオミズアオがモチーフと言われている。

キャベツ蛾などと一部で揶揄されているが、この美しさがわからないとは美的感覚がおかしいのではないだろうか。

幽玄、という言葉がとても似合う「元」月の女神。

今は学名がアルテミスから変更になったが、その美しさは何も変わらない。


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【成虫♂写真】20110508埼玉県秩父市中津川<標高660m>

春型のオス。個人的には一番美しいタイプと思ってる。

幅広い広葉樹を食草としているため、都市部でも見かけることがある。


種小名はaliena(アリエナ)。ラテン語で「外国の」、スペイン語で「疎外」という意らしい。

以前の学名はよく知られたA.artemis aliena(アルテミス アリエナ)。アリエナは亜種名に使われていた。

アルテミスのタイプ標本産地はロシアである。ロシアから見れば日本産は「外国の」という意味になるだろう。

外国のアルテミスという意で使われていたalienaが種に昇格したと見ればいいのか。

と思ったらmothprogさんのブログに『シノニムとして消えたalienaが復活する』

と記述がある。アルテミスになる前にはアリエナだったということだ。

これだと相当昔の分類まで調べなきゃならなそうなので諦める。


3月から9月ごろまでの長い期間見られ、春型と夏型がある。


埼玉でも全域で記録されており、僕の住んでいる蕨市でも確認している。




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