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2012年2月

【0023】クロチャマダラキリガ
Rhynchaglaea fuscipennis

個体変異が激しい種というのがいる。

このクロチャマダラキリガもそのひとつで、まあ色んな模様をしている。


この時期現れる他のキリガと比べてみると、止まった姿が妙に特徴があるのか一見して違いがわかる。

【チャマダラキリガ】に似ているが、チャマダラは外縁部が波状になる。


あとはどんな模様をしていようが、クロチャマダラキリガなのである。(かなり暴論)


前翅にある黒点が若干★っぽいのが本種の特徴といえるかもしれない。(ない個体もいるようだが)

S
【成虫写真】20120226埼玉県朝霞市岡<標高25m>


種小名はfuscipennis (フスキペンニス)。ラテン語でfusci=「茶色」 pennis=「羽毛」

茶色の羽毛 ということであろうが、随分と品のある命名をされたものである。

ウバメガシ、アラカシ、アカガシ、シラカシなど各種樫の木が食樹として記録されている。


南方系の種のようで埼玉では低地に記録が集中している。

以下記録
S_2
【成虫写真】20130121埼玉県朝霞市岡<標高25m>
この場所では似たような色しか採れない。

【0022】オオノコメエダシャク
Acrodontis fumosa

秋も深まる頃、落ち葉に混じってふっと街灯の下に落ちている蛾。

『秋の七枝尺』の一種だ。


あまり壁に止まったりするのを見ない。いっつも地面に落ちている印象だ。


枯葉に擬態しているであろう彼らは、地面に落ちてこそ生き残る確率が上がるのだから必然かもしれない。


胴体がよく曲がってるのもきっと何か意味があるんだろう。


S111029
【成虫♀写真】20111029埼玉県小鹿野町八丁<標高1260m>


種小名はfumosa (フモサ)。ラテン語で「煤けた」の意味。よく使われる単語だ。

似た種に【ヒメノコメエダシャク】がいる。翅頂の突出具合で見分けることができる。


食樹はキブシとミツバウツギ科が記録されている。

【0021】ヨスジキリガ
Eupsilia strigifera

キリガの仲間はよく見つかると擬死をする。


このヨスジキリガも例外ではなく、見つけてちょっとでも触ろうものならコロッと死んだフリをする。

それがまた長い。

おかげでなかなか良いシャッターチャンスに恵まれない種だ。


あまりたくさんいる種ではなく、年に1~2頭会えるか、といった所だ。

実際に出会うまで、ヨスジノコメキリガと区別がつくのか心配だった。

しかしそんな心配は稀有に終わった。

ヨスジノコメキリガと比べると小さく、茶色が鮮やかである。

S110404
【成虫写真】20110404埼玉県秩父市川又<標高660m>


種小名はstrigifera (ストゥリギフェラ)。ラテン語でstrigi=「避ける・疎む」 fera=「野生の」

飼育でもして懐いてたのかな・・・

食草は未知。

埼玉では、川口浦和の都市部から三峰入川の奥まで生息している。


以下記録
111029
【成虫写真】20111029埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

【0020】カバエダシャク
Colotois pennaria ussuriensis

晩秋を代表するシャクガである。僕が勝手に制定した『秋の七枝尺』の一種だ。

この種を見るようになると、蛾のシーズンがフユシャクに移行していく。

「あぁ・・・もうカバエダシャクが出る時期か。」

シーズンの終わりを如実に感じさせてくれる種だ。


♂は触角が大きく目立つ。しかし『櫛髭四天王』には入らないな・・・

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【成虫♂写真】20111029埼玉県小鹿野町八丁<標高1260m>

カバエダシャクのカバは樺色のカバ。

♀はなかなかに美しい。人間から見ても女性らしいフォルムである。

このへんは生物特有の♀の性質なのだろうか?

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【成虫♀写真】20111029埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>


かなりの広食性で10月から11月にかけて見られるが、なぜか平地には見られない。

山地性のフユシャクを探しに行くとたくさんいて嫌になるくらいなのだが・・・


種小名pennaria (ペンナリア)。 ラテン語で penna=「羽」 の意味。触角が羽のようだということかと思う。

埼玉では記録が少ない。個体数は多いが、生息域が県西部に偏っているのが原因と思う。

【0019】クロオビナミシャク
Pennithera comis

蛾が好きなどとのたまっているが、基本的にミーハー蛾屋の僕は地味で小さい蛾をスルーしがちである。

ナミシャク類などはフユシャクを除くとほとんど撮影してない気がする。


標本を創るのも苦手なのだ。


そんな僕が何の気まぐれか撮っていた数少ないナミシャク。


たぶんこの日は個体数が少なかったんだと思う。

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【成虫写真】20111117埼玉県秩父市中津川<標高665m>

種小名はcomis (コミス)。ルーマニア語で献身的な という意味があるようだが・・・ 違う感じがする。



基本的に晩秋に見る蛾である。トドマツが食草として記録されている。

低山地から高山帯までごく普通に見られる蛾である。



はずなのだが、埼玉県昆虫誌に記録がない。

こんなド普通種がまさかの埼玉初記録かもしれない・・・

>>>>>>>>>20141212追記
埼玉の報文を調べてみると埼玉県昆虫誌以降に2件の記録があった。
一応3例目にはなるようだ。
阿部功,2013,東京大学秩父演習林等にて採集された蛾(2010・2011年) 寄せ蛾記148:47-63
櫛引睦奥男,2013,埼玉県初記録の蛾類36種 寄せ蛾記149:44-53
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【0018】キマエキリガ
Hemiglaea costalis

キリガ・ヨトウガ・モンヤガの類は蛾の好きな僕にとっても特に好きな一群である。


その中でもキマエキリガはイイ。


もちろん生命にイイもワルイもないのだが・・・


僕の心を鷲掴みにする模様である。

スラッとした前縁部の黄色い帯はスポーツカーのような鋭さを感じる。


「スタイリッシュ」


そんな言葉がよく似合う蛾のひとつである。

S101120oota
【成虫写真】20101120埼玉県秩父市大達原 <標高360m>

食草が未だにわかっていないらしい。

種小名costalis (コスタリス)はラテン語で「肋骨の」という意味を持つ。

確かに三角部分の外側が肋骨に見える。


山がちなところにいる蛾だと思っていたが、埼玉県では大滝と川口市の記録がある。


以下記録 
111029hati
【成虫写真】20111029埼玉県小鹿野町八丁<標高1200m>

101102karu
【成虫写真】20101102長野県軽井沢町小瀬<標高1110m>


【0017】ナミスジフユナミシャク
Operophtera brunnea

・ナミスジフユナミシャクO.burumata
 が海外のbrumata とは明らかに差異があるということで2種に別れ
・コナミフユナミシャクO.burunnea
・オオナミフユナミシャクO.variabilis
 となったが 中島秀雄,1991.日本産Operophtera属(鱗翅目,シャクガ科)の2新種の記載 蝶と蛾 42(3):195-205

 brumata とは別種だがburunneavariabilis は同種だということで
・ナミスジフユナミシャクO.brunnea
 に落ち着いた種である。中島秀雄, 2010. 日本産フユシャクガの種の再検討 蛾類通信 257:154-158

確かに大きさや斑紋の個体差が大きいので、一見すると別種にように見えてしまうことも多い。

個体数の多さは半端じゃなく、シーズンにはあっちを見てもこっちを見てもナミスジである。

Spc052584
【成虫♂写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近 <標高1000m>


メスは羽が退化しており、飛べない。

さらに羽の大きさも個体差がありまちまちだ。

別種と考えたくもなる。

Sp1153007
【成虫♀写真】20120114埼玉県小川町栗山 <標高282m>
これは産卵後のメス。腹部の大部分を占めていた卵がなくなったことでホッソリとしている。

Sname
【成虫♀写真】20121110長野県軽井沢町県境<標高1378m>
こちらは産卵前。まだ腹部に卵が詰まっている状態だ。

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【成虫交尾写真】20121110長野県軽井沢町県境<標高1378m>
交尾ペア。上記のメスはこの後分離した個体。

種小名brunnea (ブルンネア)は 鳶色 という意味のようだ。 言われてみれば薄い鳶色の個体もいる。

埼玉では三峰での記録しかない。県南部では見たことはない。

しかし珍しい種ではない。探せばもっといるはずである。

以下記録
Spb252551
【成虫♂写真】20111125埼玉県秩父市豆焼橋付近 <標高1000m>


【0016】ムラサキミツボシキリガ
Eupsilia unipuncta

晩秋に羽化し、翌年春まで成虫で越冬するユープシリア属はキリガの中でも種が多く、糖蜜採集によく集まってくれる。


しかしこのムラサキミツボシキリガは僕の糖蜜に来てくれたことがない。


糖蜜に来ないという種ではないので僕の糖蜜がお気に召さないようだ。


いつも見つけるのは灯りの下。


紫褐色の前翅に申し訳程度にミッキー紋が見られる。

新鮮な個体は黄色い紋だが、時間が経つにつれ白くなる。

キリガ屋はこぞって越冬前の黄色紋を狙うのだ。

Spa302482
【成虫写真】20111029埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>


食草が未だにわかっていないようだ。山地性が強く、川沿いで良く採集される。

ヤマハンノキかと僕はにらんでるのだが・・・ 今度探してみようと思う。


種小名はunipuncta (ウニプンクタ)。ラテン語でuni=「ひとつの」、puncta=「点」。 点は3つあるのだが・・・


埼玉では記録は少なくないが、正丸峠より西側に偏っている。

以下記録
Spc062602 
【成虫写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近

S_2
【成虫写真】20101127埼玉県秩父市大達原

【0015】シロフフユエダシャク
Agriopis dira

フユエダシャクの中では一番目にする機会が多い種。山地にも平地にも多いド普通種だ。

食樹であるクヌギやコナラのあるような公園には必ずといって良いほどその姿を見かける。

平地では1月下旬ごろから見られ、高標高地では5月にまで及ぶ。


個体変異が多いので慣れるまでは同定に苦労する。

ただ、他のフユエダシャクに比べると一回り小さい。それさえ覚えておけば問題はないはずだ。


Sp2183320_2
【成虫♂写真】20120218埼玉県さいたま市緑区宮本<標高15m>

静止時は富士山のような独特の翅形をしている。


S
【成虫♀写真】20120226埼玉県朝霞市岡<標高25m>

メスは羽が退化して小さくなっている。羽の大きさには個体差があり、上の個体は大きい。

S_2
【成虫交尾写真】20120226埼玉県朝霞市岡<標高25m>

このペアの交尾は19時半ごろに発見。

種小名はdira(ディラ)。ラテン語で「恐ろしい」の意味。 何がどうしてそうなったのかよくわからない。

個体変異の多さが恐ろしい・・・わけはないか。


埼玉では3件の記録の記録しかない(入間市、旧浦和市、皆野町)が、県下全域でその姿は見られると思う。

以下記録

Sp2183316
【成虫♂写真】20120218埼玉県狭山市稲荷山<標高95m>

Sp1169669
【成虫♂写真】20100116埼玉県さいたま市桜区<標高10m>


【0014】ヒロバフユエダシャク
Larerannis miracula

年が明け、世間のお正月気分が薄れた頃に現れる。

「あぁ、冬もあと少しなんだなぁ」そんな気持ちにさせてくれる種だ。

フユシャクの手薄な中盤戦を担う種でもある。

同じラレランニス属の
【ウスオビフユエダシャク】
【フタマタフユエダシャク】
【ナカジマフユエダシャク】
によく似ている。

しかし関東の平野部に現れるのはヒロバだけだ。


埼玉では長瀞でしか記録がないようだが、近年埼玉南部でかなり見かけるようになった。


生息地が年々広がっているのを感じる。


Sp2183317
【成虫♂写真】20120218埼玉県狭山市<標高90m>

同日、交尾個体を見つけたのにメスが落下してしまった。
すごく悔やまれる。

>>>>>>>>>130227追記
探索中に発見したペアとメス。

ヒロバに限らずフユシャクの交尾中はオスが下になるケースが殆どだ。

撮影は22時半。探索を始めて何時間かはメスが全くいなかった。

気温が下がってきたなと感じた頃、立て続けに現れた。
S
【成虫交尾写真】20130226埼玉県狭山市<標高90m>


広い食性を持つ中でもサクラの木を好むようだが、このペアは違う木で交尾をしていた。


メスは後翅が他の種より比較的目立つ。ちなみに長いほうが前翅で、短いほうが後翅である。

一見すると逆に見えるので紛らわしい。
S_2
【成虫♀写真】20130226埼玉県狭山市<標高90m>
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種小名は miracula(ミラクラ)。ラテン語で「奇跡」の意味。 随分と良い名前をもらったものだ。


以下記録

Sp2171099
【成虫♂写真】20100217埼玉県さいたま市南区 
 S
【成虫♂写真】20110205静岡県伊豆市

【0013】シロオビフユシャク
Alsophila japonensis

アルソフィラ属のなかで一番繁栄しているであろう種。

山地にも平地にも普通に見られ、個体数も多い。

ユキムカエやクロオビと似ているが白い外横線の外縁付近が同定のポイントとなっている。

山地では11月から出現する。

平地の僕のフィールドでは

12月中旬からユキムカエ→→→シロオビ→→→クロバネ

という出現の順序になっており、季節は移ろいで行く。

シロオビはどちらとも出現時期が重なるのだ。

S
【成虫♂写真】20100111埼玉県川口市西立野<標高5m>

平地型と山型で色に濃淡があり山の方が濃い。翅形も違う気がする。

S_2
【成虫♂写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>

メスは未見。というか探そうともしてない。今後の課題だ。

かなりの広い食性をもち、9科34種が今までに記録されている。

種小名は japonensis(ヤポネンシス)。日本の、という意味だ。

埼玉では県下全域で記録されている。

【0012】ウスモンフユシャク
Inurois fumosa

フユシャク亜科のトップバッターとして山間部では11月頃から出始める。

その名のとおり、イヌロイスの中では最も模様が薄い。

種小名 fumosa(フモサ)もラテン語で「煤けた」という意味だ。

それが止まり方と相まって高級なミンクのコートを連想させる。

これが出てくると続々他のフユシャク亜科が出てくる。

いよいよフユシャクシーズンの到来ということを告げてくれる蛾である。

S
【成虫♂写真】20111125埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>

外横線が最後カクっとなるのはクロテンとウスモンに共通する特徴。

ウスモンは羽が広いのも同定ポイントだ。


イヌロイスのメスは単体で歩いていたら種などわからない。

オスと交尾をしているところを見て、初めて種が確認できる。


>>>>>>>>>20140119追記&交尾画像差し替え
イマイチだった交尾画像を撮り直した。
あと♀を単体で撮影していなかったので改めて撮影してみた。
Shpea
【成虫交尾写真】20140118 静岡県伊豆市<標高345m>
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イヌロイスのメスは単体で歩いていたら種などわからない。

オスと交尾をしているところを見て、初めて種が確認できる。


ウスモンの♀は他のイヌロイスに見られない特徴として「尾端の毛に葉片状の鱗粉が混じる」との記述がある。

が、写真ではよくわからなかった。

Sp1192541
【成虫♀写真】20140118 静岡県伊豆市<標高345m>

低標高地では2月くらいまで見ることができる。食樹は幅広く様々な樹木が記録されている。

埼玉での記録は3件だが(入間市、三峰、狭山湖)幅広く生息している印象がある。

以下記録

Spc052580
【成虫♂写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>
Spb225357
【成虫交尾写真】20081122栃木県日光市<標高1490m>

【0011】ウスズミカレハ
Poecilocampa tamanukii

年間を通してカレハガ科のアンカーを飾る種だ。

シックでモコモコのこの蛾は人気が高く、見つけると嬉しくなる種だ。

11月に入ってから出現するようになり、この時期の目的種になることが多い。

食樹は幅広く、クヌギコナラといったブナ科から針葉樹のカラマツまで記録がある。

そのわりには標高が高いところでしか見たことがない。


Spb025538
【成虫♂写真】20101102 長野県軽井沢町長倉<標高1400m>

軽井沢で見つけたオス。

Spb035547
【成虫♀写真】20101102 長野県軽井沢町長倉<標高1400m>

同所で見つけたメス。

わかりづらいかもしれないが、触角が目立たない。

種小名は tamanukii(タマヌキイ)。昆虫学者として有名な玉貫光一氏への献名であろう。







この種は最近まで埼玉県で記録がなかった種のひとつ。

ほぼ同時期に初記録が報告されている。

飯森政宏,2011.2010年に採集された埼玉県未記録の蛾類4種.寄せ蛾記141:34-35
水上久雄,2011.埼玉県初確認の蛾1種の記録.寄せ蛾記142:44


以下記録
Spb172524
【成虫♂写真】20111117埼玉県秩父市豆焼橋付近 
Spb262560
【成虫♂写真】20111125埼玉県秩父市豆焼橋付近

【0010】ウスオビフユエダシャク
Larerannis orthogrammaria

関東では11月にフユエダシャクの先陣を切って出現。

ブナやシラカンバを食樹とするので山地でしか見られない。


つい最近まで埼玉では未記録だったのだが別に数が少ないわけではない。


どちらかというと、多い。


一応近似種の【ナカジマフユエダシャク】かもしれないという期待をしつつチェックするけど残念ながらそんなこともない。


この種を見るようになるとそろそろ雪の心配をする季節だ。山地への探索が厳しくなってくる。


S
【成虫♂写真】20111125埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

ウスオビの名のとおり、他のラレランニスに比べると線が薄い。あと若干直線的なのが特徴。

大きさにかなり変異があり、小さい個体も珍しくない。

Spb262557
【成虫♂写真】20111125埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

この個体は内横線と外横線の間に黒帯があった。

この個体以外ではこんなの見たことない。採集しようと思ったら逃げられたのが残念。
メスは未見。

>>>>>>>>>131108追記
森のなかで単独の♀を発見。他のラレランニス♀と似ているので間違いないだろう。

しばらく軟禁して交尾を期待したがコーリングには至らなかった。

昼間はずっと擬死したように動かなかった。【フタマタフユエダシャク】と同じ行動である。

Susuobii
【成虫♀写真】20131108北佐久郡軽井沢町<標高1290m>
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>>>>>>>>>140119追記
軽井沢遠征で交尾画像を撮ることができた。発見者は真神ゆさん。

発見時刻は夜中の2時頃。
Susuobi
【成虫交尾写真】20131123北佐久郡軽井沢町<標高1130m>
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種小名はorthogrammaria(オルトグランマリア)。ギリシャ語でortho=「ひずみのない」gramma=「文字」という意味がある。

直線的な外横線を評しての命名かもしれない。


埼玉での記録は2011年に初めて報告された。飯森政宏,2011.2010年に採集された埼玉県未記録の蛾類4種.寄せ蛾記 141:34-35

以下記録

Spc052585
【成虫♂写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m> 


【0009】イチモジフユナミシャク
Operophtera rectipostmediana

初冬に出没するフユシャク。

大体年内は普遍的に見られる。オスには和名が示す通り一文字の外横線が目立つ。

食樹はバラ科とニレ科が記録されている。出現は山地だと11月から、平地だと12月になる。


Spc052571
【成虫♂写真】20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

メスはサクラの木でよく見るらしいが、一度だけしか見たことがない。
未撮影。

>>>>>>>>20130121加筆

フユシャク探索をしていたら交尾に出会うことができた。

仕事が繁忙期を迎える中、無理して歩いたのが功を奏したようだ。

メスは小さいながらも緑色の翅がとても美しい。

S
【成虫交尾写真】20121221埼玉県狭山市<標高60m>

フユシャクは大抵の場合、メスが上になってることが多い。
このペアも本来は縦位置撮影で、メスが上だったのだが、画面の都合上回転してあるのでご承知いただきたい。
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>>>>>>>>20141224加筆
♀は翅が緑色と上で書いたが、全身が黒くなる黒化型も存在する。

緑色と比べてみるとその黒さがわかるかと思う。

Sitimojifuyunami
Sblack
【成虫♀写真】20141223埼玉県狭山市<標高60m>
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種小名は rectipostmediana(レクティポストゥメディアナ)。長い。 recti post mediana で3単語でできているようだ。

そのままラテン語で直訳すると「右の中央の後に」。・・・なんのこっちゃ。

単純に考えて前翅の右側(前縁部のことか)の真ん中の後ろ(外縁部に向かう方?)

に黒点があるので、それを指したものなのか。

他のオペロフテラにこういった黒点はないのでこのことかもしれない。回りくどい言い回しだが・・・


埼玉での記録は3件(入間、大滝、所沢)。報告が少ないだけである。

【0008】チャバネフユエダシャク
Erannis golda

フユシャクの中でもメスがとっても個性的な種である。

山地でも平地でも見ることができメスが特徴的なため、フユシャクの代名詞的存在だ。

山地では11月くらいから、平地では12月に出現する。

オスは茶色で地味目だがパターンがふたつある。

Spb172514
【成虫♂写真】20111117埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>

これは茶一色。タイプブラウン(勝手に命名)こっちのタイプのほうが良く見る。


Spb172529
【成虫♂写真】20111117埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>


同じところにいた白タイプ。タイプホワイト(勝手に命名)渋い。

Spb155029
【成虫♀写真】20081114栃木県日光市<標高1000m>

メス。羽がないのはもちろん、独特な白地に黒の模様は蛾屋の間でホルスタインと称される。

他のフユシャクのメスはオスの翅をむしったような姿だが、エランニスは違う。

Spb285897
【成虫交尾写真>20101127埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>


交尾個体。オスメス単体ではたくさん見るのだが、交尾が深夜に行われるようで

なかなか見ることができないようだ。撮影時間は1時くらい。

S
【幼虫写真】20130603埼玉県秩父市中津川<標高800m>

幼虫は茶色の背に鮮やかな黄色ラインが入る。様々な広葉樹が食草として記録されている。


種小名はgolda(ゴルダ)。単純にgold=「金」?

埼玉での記録は4カ所(入間、長瀞、皆野、新座)だが、報告されていないだけであろう。


【0007】クシヒゲシャチホコ
Ptilophora nohirae

プティロフォラ属と読むのだろうか。一見して目立つフサフサの触角を持つ属である。

僕が勝手に制定した『櫛髭四天王』の一員だ。

その名もクシヒゲシャチホコ。晩秋を代表するシャチホコガと言っても過言ではないだろう。

はじめてみた時はすごく興奮した覚えがあるが、あまりにたくさんいるんで最近はその感動も薄れがちだ。


愛嬌のあるその姿は何かのキャラクターにしても違和感なさそうだ。

Sspb172527
【成虫♂写真】20111117埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m>

♀の触角は普通の糸状である。

山間部で11月から12月にかけて見ることができ、カエデ類を食樹としている。


図鑑には「弱弱しく飛ぶ」と記述があるが、灯りの周りではブンブン飛んでいるのを見る。

種小名はnohirae(ノヒラエ)。野平安芸雄氏への献名と思う。


埼玉では三峰での一件しか記録がないが、奥秩父にはいくらでもいる。


以下記録
Spa292368
【成虫♂写真】2011029埼玉県小鹿野町八丁<標高1260m>

【0006】シモフリトゲエダシャク
Phigalia sinuosaria

フユシャクの中でも大きな種類で、メスは日本産のフユシャク中、最大の大きさを誇る。

様々な樹木を食樹とする広食性を示す。

都市部の公園でも記録があり、山地にも平地にもいる普通種である。


Spc232878
【成虫♂写真】20111223埼玉県さいたま市桜区<標高5m>


ずっと2月頃から3月にかけて出るもんだと思ってたら、12月に見つけた。

こりゃ報告案件か?!と思ってたら特に珍しい事例でもないようだ。

個体に寄って色が薄かったり濃かったり。これは薄い個体。

メスはまだ未見。

種小名はsinuosaria(シヌオサリア)。ラテン語で「曲がりくねった」、イタリア語で「しなやかな」。

おそらくは屈曲した横脈紋を評してのことだろう。


埼玉での記録は少ない。だが生息数が少ないわけではない。報告がされていないだけであろう。

【0005】ユキムカエフユシャク
Alsophila inouei

漢字で書くと雪迎冬尺。1989年に記載された比較的新しい種である。
中島秀雄,1989.日本産フユシャクガAlsophilaの1新種.蛾類通信156:83-85.

すごく風流な名前のこのフユシャク、僕がフユシャクに興味を持ってからの憧れだった。

標高が高めの山地で発生、という図鑑の記述があったので高嶺の花だと思っていたのだが・・・

灯台下暗しとはこのこと。すぐ近所にいた。我が家から車で30分もかからない。


そんなだから、最初はシロオビフユシャクだと思い込んでしまった。

知人の指摘など色々あってユキムカエと判明した。

この一件で僕は図鑑に記載してあることももしかしたら・・・と疑ってかかるようになった。


一番最新の図鑑でも「関東地方周辺では700-1000mの山地に発生」と記載がある。

しかし、関東の平地にも確実に生息している。


Spc2328451
【成虫♂写真】20111223埼玉県さいたま市桜区<標高5m>

関東平地のオス。山地産に比べて黒味が弱い傾向がある気がする。

Spc232863
【成虫♀写真】20111223埼玉県さいたま市桜区<標高5m>

同所で出会ったメス。


Sp1012896
【成虫交尾写真】20111223埼玉県さいたま市桜区<標高5m>にて捕獲した個体

いつまで経っても交尾しないので、持って帰ってカップリング。19時頃。

Spc232867
【成虫♀写真】20111223埼玉県さいたま市桜区<標高5m>

産卵後の♀は腹部が縮んでしまう。


S
【成虫♂写真】20101127山梨県山梨市三富川浦<標高1100m>

関東の山地では11月、平地では12月の中旬から下旬にかけて出現する。

ヤマハンノキ、ハンノキを食草としているので、大きいハンノキ林があったら生息している可能性がある。

近くにハンノキ林がある方は是非チェックしていただきたいと思う。


種小名はinouei(イノウエイ)。言わずと知れた日本蛾界の大家、井上寛氏への献名である。

尚、平地産ユキムカエフユシャクの報告は「誘蛾燈」に報告があった。杉山徹朗,2000.埼玉県秋ケ瀬公園で得たフユシャク2種.誘蛾燈159:36


埼玉での記録はこの平地産だけである。

【0004】クロバネフユシャク
Alsophila foedata

全国的には生息しておらず、関東近辺にしかいない種だ。

しかし関東ではドがつくほどの普通種で、時期に食樹のクヌギコナラがある場所を探せば出会うことは難しくない。


【シロオビフユシャク】に似ているが少し小さくて白線が細い。

前縁部が少し反っているのも特徴的だ。


Sp1142994
【成虫♂写真】20120114埼玉県ときがわ町大字日影<標高184m>

メスはまだ未見。
>>>>>>>>>20130122追記
フユシャク探しをしていたら擬木の柵で見つけた。

アルソフィラのメスは互いに似ているが、尾端の毛が黒いのが特徴。
S
【成虫♀写真】20130121埼玉県朝霞市岡<標高10m>
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12月後半から2月にかけて見られる。

種小名はfoedata(フォエダータ)。ラテン語で「汚さ」。気持ちはわかる。


埼玉の記録は旧浦和市と入間市の2件となっているが、県南東部では広く確認している。

【0003】クロテンフユシャク
Inurois membranaria

【ウスバフユシャク】に似たフユシャクの仲間である。

ウスバに比べて翅色が黄色っぽく、外横線が最後にカクってなってるのが特徴的だ。

「クロテン」の由来である黒点も他種より目立つことが多い。

イヌロイスはこれだけ見てもまだ怪しいのが多いのだが、クロテンだけはすぐわかるようになってきた。

様々な樹木が植樹として記録されているが、クヌギやコナラのある雑木林でよく見かける。

Sp1142992
【成虫♂写真】20120114埼玉県ときがわ町大字日影<標高184m>.

メスはそういえばまだ未見。

>>>>>>>>>20130220追記
フユシャク探索をしていて見つけた交尾ペア。この日は2ペア見つかった。

撮影時刻は0時過ぎ。
S_2
【成虫交尾写真】20130219埼玉県朝霞市岡<標高25m>

上記個体が分離した後の♀を単独撮影。

イヌロイス♀は似ていて単独では判別が難しい。
S
【成虫♀写真】20130219埼玉県朝霞市岡<標高25m>
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埼玉では山地で11月から出現(初冬型)。一旦終息した後に3月ごろからまた出現する(晩冬型)。

平地では1月ごろから出現する。

現在、この初冬型と晩冬型が研究により2種に分かれる手前の段階という話だが・・・ 平地産はその中間らしい。

種小名はmembranaria(メンブラナリア)。membranaはラテン語で「膜」。薄い翅を評しての命名と思う。

埼玉での記録は旧浦和市、入間市、長瀞町、皆野町の4カ所だが、僕自身は広い範囲で確認している。

埼玉は冬蛾の記録が少ない。今まであまり注視されてこなかったのだろう。

以下記録

Spc052568
20111205埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1000m> 
Sp2183314
20120218埼玉県狭山市稲荷山<標高95m>                

【0002】ウスバフユシャク
Inurois fletcheri

成虫が冬にだけ活動するフユシャクの仲間。

そんなフユシャクの中で一番目にするのはこのウスバフユシャクだと思う。

僕が交尾を見た初めてのフユシャクでもある。

1月の日没後、桜並木を車で走るとヘッドライトにチラチラ舞う蛾が照らされる。

大概はこのウスバフユシャクの♂だ。

いろんなバリエーションがあって面白いが、おかげで同定に困ることもしばしばある。


Sp1142985
【成虫♂写真】20120114埼玉県小川町栗山 <標高280m>

その辺の公園でもよく観察できる。関東平地だと12~2月くらいだろうか。

近所で「花見の名所」とされてるところがあったらそこは「ウスバフユシャクの名所」でもある。

花見のシーズン前に夜の公園で真冬の恋物語を観察するのも一興だ。

寒冷地だと11月の半ばごろに発生している。

Sp2136908
【成虫♀写真】20110213埼玉県川口市差間<標高5m>

メス。羽がなくて単体だとなかなか見つからない。

>>>>>>>>>20130220追記

コーリング中の♀を発見したのでアップ。

尾端から生殖器をだし、性フェロモンを放出。♂を呼んでいる真っ最中だ。
S_3
【成虫♀写真】20110219埼玉県川口市差間<標高5m>
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Sp2136904
【成虫交尾写真】20110213埼玉県川口市差間<標高5m>

交尾中。偽木の杭で発見。サクラのそばにある杭を探すとよく見つかる

ピーク時にはひとつの杭に3ペアとか張り付いてる。ラブホ状態だ。

交尾は日没後、大体19時頃に見ることが多い。


種小名はfletcheri(フレトゥケリ)。フレッチャーという人への献名だと思う。軽く検索した程度ではわからなかった。


埼玉でも多くの記録があるだろうと思いきや6カ所しか記録されてない。

記録してないだけだろう。奥秩父では12月初旬に発生を確認している。(2012)

【0001】オオミズアオ本州以南亜種
Actias aliena aliena

蛾色灯。を始めるにあたり、記念すべき第一種目はオオミズアオにした。

何故なら、僕が蛾に魅せられた原因はこのオオミズアオだからである。

小学校の頃、クワガタ採集で入った森の中にひっそりと静かに佇んでいた。

僕の頭の中のどこかにあった「蛾=汚い」という印象を一瞬で払拭してくれた蛾である。

この出会いがなければ僕は蛾とは縁のない人生を送っていたかもしれない。


実際、このオオミズアオは話題になることが多く、蛾の広告塔のような存在だ。

某Zガン○ムに出てくるキュ○レイという人気MSはオオミズアオがモチーフと言われている。

キャベツ蛾などと一部で揶揄されているが、この美しさがわからないとは美的感覚がおかしいのではないだろうか。

幽玄、という言葉がとても似合う「元」月の女神。

今は学名がアルテミスから変更になったが、その美しさは何も変わらない。


Sp5098076_3
【成虫♂写真】20110508埼玉県秩父市中津川<標高660m>

春型のオス。個人的には一番美しいタイプと思ってる。

幅広い広葉樹を食草としているため、都市部でも見かけることがある。


種小名はaliena(アリエナ)。ラテン語で「外国の」、スペイン語で「疎外」という意らしい。

以前の学名はよく知られたA.artemis aliena(アルテミス アリエナ)。アリエナは亜種名に使われていた。

アルテミスのタイプ標本産地はロシアである。ロシアから見れば日本産は「外国の」という意味になるだろう。

外国のアルテミスという意で使われていたalienaが種に昇格したと見ればいいのか。

と思ったらmothprogさんのブログに『シノニムとして消えたalienaが復活する』

と記述がある。アルテミスになる前にはアリエナだったということだ。

これだと相当昔の分類まで調べなきゃならなそうなので諦める。


3月から9月ごろまでの長い期間見られ、春型と夏型がある。


埼玉でも全域で記録されており、僕の住んでいる蕨市でも確認している。




ヤガ科 キリガ亜科
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Dypterygiini クロモクメヨトウ族

Trachea
オオシロテンアオヨトウ



Actinotiini コモクメヨトウ族

Actinotia
ヒメモクメヨトウ



Apameini カドモンヨトウ族

 Apameina カドモンヨトウ亜族

Apamea
オオアカヨトウ スジアカヨトウ



Hydraecia
フキヨトウ



Gortyna
ゴボウトガリヨトウ



Xylenini キリガ族

 Xylenina キリガ亜族

Dryobotodes
プライヤオビキリガ



Lithomoia
シロスジキリガ



Lithophane
カタハリキリガ ナカグロホソキリガ アメイロホソキリガ
ウスアオキリガ コケイロホソキリガ ハンノキリガ
シロクビキリガ モンハイイロキリガ カシワキボシキリガ



Eupsilia
ムラサキミツボシキリガ ヨスジキリガ ヨスジノコメキリガ
ミツボシキリガ エゾミツボシキリガ ウスミミモンキリガ



Rhynchaglaea
クロチャマダラキリガ



Hemiglaea
キマエキリガ



Teratoglaea
エグリキリガ



Conistra
カシワオビキリガ テンスジキリガ



Jodia
ミスジキリガ



Telorta
キトガリキリガ



Antivaleria
アオバハガタヨトウ



 Cosmiina コスミア亜族
Xanthocosmia
ヤンコウスキーキリガ



Dimorphicosmia
マダラキボシキリガ




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蛾色灯。種別目次

亜科別に記事にしてまとめてあります。属までは順序だててありますが、属内の順番は適当です。

なお、当ブログの分類はList-MJ 日本産蛾類総目録 [version 2]に従っています。


カギバガ上科 DREPANOIDEA

カギバガ科 Drepanidae
  トガリバガ亜科 Thyatirinae





シャクガ上科 GEOMETROIDEA

シャクガ科 Geometridae
  エダシャク亜科 Ennominae

  フユシャク亜科 Alsophilinae

  ナミシャク亜科 Larentiinae





カレハガ上科 LASIOCAMPOIDEA

カレハガ科 Lasiocampidae
  ウスズミカレハガ亜科 Lasiocampinae

  カレハガ亜科 Gastropachinae





カイコガ上科 BOMBYCOIDEA

カイコガ科 Bombycidae



ヤママユガ科 Saturniidae
  ヤママユガ亜科 Saturniinae

  エゾヨツメ亜科 Agliinae



スズメガ科 Sphingidae
  スズメガ亜科 Sphinginae

  ウチスズメ亜科 Smerinthinae

  ホウジャク亜科 Macroglossinae





ヤガ上科 NOCTUOIDEA

シャチホコガ科 Notodontidae
  ウチキシャチホコ亜科 Notodontinae

  トビモンシャチホコ亜科 Heterocampinae


ドクガ科 Lymantriidae


ヤガ科 Noctuidae
  シタバガ亜科 Catocalinae

  キンウワバ亜科 Plusiinae

  ウスベリケンモン亜科 Pantheinae

  ケンモンヤガ亜科 Pantheinae

  セダカモクメ亜科 Cuculliinae

  モクメキリガ亜科 Psaphidinae

  ヒメヨトウ亜科 Condicinae

  キリガ亜科 Xyleninae

  ヨトウガ亜科 Hadeninae

  モンヤガ亜科 Noctuinae




ヤママユガ科 エゾヨツメ亜科
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Aglia
エゾヨツメ


















ヤママユガ科 ヤママユガ亜科
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Antheraea
ヤママユ 屋久島以北亜種



Saturnia
ヒメヤママユ



Rhodinia
ウスタビガ クロウスタビガ



Actias
オオミズアオ本州以南亜種 オナガミズアオ 本土亜種



シャクガ科 ナミシャク亜科
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Trichopteryx
ウスミドリコバネナミシャク



Earophila
ミカヅキナミシャク



Eustroma
ハガタナミシャク



Pennithera
クロオビナミシャク



Operophtera
イチモジフユナミシャク ナミスジフユナミシャク サザナミフユナミシャク
ミヤマフユナミシャク



Eupithecia
ハネナガカバナミシャク




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シャチホコガ科 ウチキシャチホコ亜科
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Dicranurini モクメシャチホコ族

Kamalia
タッタカモクメシャチホコ



Natodontini ウチキシャチホコ族

Odontosia
シーベルスシャチホコ



Ptilophora
クシヒゲシャチホコ



Zaranga
アオバシャチホコ



Hagapteryx
ハガタエグリシャチホコ



Phalerodonta
オオトビモンシャチホコ
屋久島以北亜種



Ellida
ユミモンシャチホコ



Pheosia
シロジマシャチホコ



Stauropini シャチホコガ族

Uropyia
ムラサキシャチホコ




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シャクガ科 エダシャク亜科
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Bupalus
ヘリグロエダシャク



Ramobia
ナカジロネグロエダシャク



Gigantalcis
フタキスジエダシャク



Cleora
ルリモンエダシャク



Cusiala
セブトエダシャク
本州以南亜種



Amblychia
チャマダラエダシャク



Larerannis
ヒロバフユエダシャク ウスオビフユエダシャク フタマタフユエダシャク
ナカジマフユエダシャク



 
Protalcis
トギレフユエダシャク



Agriopis
シロフフユエダシャク



Erannis
チャバネフユエダシャク オオチャバネフユエダシャク



Phigalia
シモフリトゲエダシャク シロトゲエダシャク



 
Nyssiodes
フチグロトゲエダシャク



Apochima
オカモトトゲエダシャク



 
Lycia
ムクゲエダシャク



属名
チャエダシャク



Biston
トビモンオオエダシャク
屋久島以北亜種
チャオビトビモンエダシャク タケウチエダシャク



Colotois
カバエダシャク



Cryptochorina
ヒゲマダラエダシャク



Acrodontis
オオノコメエダシャク



Odontopera
エグリヅマエダシャク
本土伊豆諸島以外亜種




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カレハガ科 ウスズミカレハガ亜科
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※日本産蛾類標準図鑑の分類ではLasiocampinae マツカレハ亜科となる
Poecilocampa
ウスズミカレハ



カギバガ科 トガリバガ亜科
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Epipsestis
ウスムラサキトガリバ



シャクガ科 フユシャク亜科
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Alsophila
シロオビフユシャク  ユキムカエフユシャク    クロバネフユシャク



Alsophiloides
スジモンフユシャク



Inurois
ウスモンフユシャク  ウスバフユシャク   クロテンフユシャク  
ホソウスバフユシャク シュゼンジフユシャク フタスジフユシャク




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ヤガ科 ヨトウガ亜科
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Orthosiini オルトシア族


Xylopolia
クロスジキリガ屋久島以北亜種



Egira
ケンモンキリガ



Panolis
マツキリガ



Pseudopanolis
タカオキリガ アズサキリガ



Clavipalpula
キンイロキリガ



Perigrapha
スギタニキリガ



Anorthoa
ホソバキリガ



Orthosia
カバキリガ ゴマフキリガ イイジマキリガ
カシワキリガ ミヤマカバキリガ シロヘリキリガ
クロミミキリガ ナマリキリガ アオヤマキリガ



Dioszeghyana
アトジロキリガ



Hadenini ヨトウガ族


Lacanobia
ミヤマヨトウ



Sideridis
フジシロミャクヨトウ




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ヤガ科 モンヤガ亜科
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Agrotini カブラヤガ族

Euxoa
クロヤガ クモマウスグロヤガ



Agrotis
タマナヤガ



Noctuini モンヤガ族

Ochropleura
マエジロヤガ



Spaelotis
シロオビハイイロヤガ



Diarsia
モンキヤガ ミヤマアカヤガ ウスアカヤガ
アカフヤガ コウスチャヤガ



Xestia
ナカグロヤガ アルプスヤガ ヤツガタケヤガ
キミミヤガ



Anaplectoides
アオバヤガ




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スズメガ科 ホウジャク亜科
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Hyles
イブキスズメ


















ヤガ科 モクメキリガ亜科
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Psaphidini モクメキリガ族


Brachionycha
タニガワモクメキリガ エゾモクメキリガ タカセモクメキリガ



Meganephria
ミドリハガタヨトウ



Valeria
シロモンアカガネヨトウ



Feraliini ミヤマゴマキリガ族


Feralia
ミヤマゴマキリガ




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ヤガ科 キンウワバ亜科
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Argyrogrammini イチジクキンウワバ族

Thysanoplusia
キクキンウワバ



Acanthoplusia
ニシキキンウワバ



Chrysodeixis
イチジクキンウワバ



Anadevidia
モモイロキンウワバ




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ヤガ科 シタバガ亜科
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Catocalini シタバガ族


Catocala
ムラサキシタバ オオシロシタバ



Lygephilini クビグロクチバ族


Lygephila
クビグロクチバ



Sypnini シラフクチバ族


Avitta
オオトウウスグロクチバ




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スズメガ科 ウチスズメ亜科
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Marumba
ヒメクチバスズメ



Langia
オオシモフリスズメ



Mimas
ヒサゴスズメ



Langia
ウンモンスズメ



カレハガ科 カレハガ亜科
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※日本産蛾類標準図鑑の分類ではGastropachinae ホシカレハ亜科となる
Cosmotriche
タカムクカレハ 本州亜種



※日本産蛾類標準図鑑の分類ではLasiocampinae マツカレハ亜科となる
Somadasys
ギンモンカレハ本土亜種



※日本産蛾類標準図鑑の分類ではLasiocampinae マツカレハ亜科となる
Takanea
ミヤケカレハ



シャチホコガ科 トビモンシャチホコ亜科
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Phelerini ツマキシャチホコ族

Phalera
ツマキシャチホコ



Heterocampini トビモンシャチホコ族

Takadonta
タカムクシャチホコ



Epinotodonta
ウスグロシャチホコ



Shaka
クビワシャチホコ



Peridea
アカネシャチホコ



Eriodonta
アマギシャチホコ




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カイコガ科
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Pseudandraca
カギバモドキ



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