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【0026】ウスタビガ
Rhodinia fugax fugax

晩秋の主役と言っても過言ではないだろう。

年間を通してヤママユガ科のアンカーを飾る種である。


オスとメスの性差が激しく、一見すると別種のように見える。

蛾は普通、灯りにやってくるのはオスが多いのだがウスタビガはメスもたくさんやってくる。

逆にオスのほうが少ないくらいだ。

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【成虫♂写真】20111029埼玉県秩父市中津川<標高665m>

オスは茶色が鮮やかな蛾。カッコいい。黄色から真っ黒なものまで地域によって個体変異があるようだ。

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【成虫♀写真】20091024埼玉県秩父市荒川白久<標高325m>

対してメスはオスよりもかなり大型で黄色の蛾。モコモコしててカワイイ。







自然界にはこのオスとメスが入り混じったモザイク型、というのが存在する。

数万分の一で発生するといわれる異常型であるが、僕は幸運にもその個体と遭遇することができた。


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【成虫?写真】採集日時等非公表

あまりにも希少なため、場所と日時の記述は控える。

というか公表したところで同じ個体は採れないのであるが・・・一応。

詳しく知りたい方はこちらの報文を一読いただきたい。
阪本優介・飯森政宏.2013. 関東地方で得られた注目すべき蛾類 蛾類通信 460


オスの茶色とメスの黄色が入り混じっているのがわかるだろうか

触角においてもその混じりっぷりがわかると思う。

食樹はバラ科、ブナ科、ニレ科など。

>>>>>>>>>20130129追記
以前は北海道亜種と本州以南亜種(原名亜種)に分かれていたが、日本産蛾類標準図鑑では北海道亜種を原名亜種に含めるという記載がある。大陸には別の亜種がいるため、原名亜種であることには変更がないが、日本に生息するウスタビガがすべて同じ亜種とされたため【日本亜種】となる。当ブログでは【日本亜種】という記載を省略しているため、従来の○○亜種を削除するものとする。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


種小名はfugax (フガクス)。ラテン語で「シャイ」。・・・よく意味がわからない。

埼玉でも浦和や川口といった都市近郊の公園や緑地で記録がある。

西側に行けば出会うのは難くないが他県よりは少ない印象がある。

以下記録
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【成虫♂♀写真】20111029埼玉県秩父市中津川<標高665m>






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