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【0029】カタハリキリガ
Lithophane rosinae

カタハリとはおそらく肩張り ということなのであろうと思う。

肩の力が入ってるような風貌からその名がついたのであろう。

色には個体変異があり、顕著に違う濃色型と淡色型がある。濃色型は一発でカタハリとわかる。

リトファネ属は似た種が多いが、カタハリキリガの淡色型は【ナカグロホソキリガ】【アメイロホソキリガ】に似ている。

この二種は互いにとてもよく似ているが、これと比べるとカタハリキリガ淡色型は少し見分けがつきやすい。


前翅後角付近に黒点が認められる個体が多く

胴体背中中央から左右の前翅の間を割ってちょこんと突起が出ているのも特徴的だ。

S120306k
【成虫写真】20120306埼玉県秩父市大達原<標高370m>

このポイントは安定して毎年観察でき、僕の中でひとつの目安となっている。

ああ、今年もここでカタハリが見られた。それだけで少しホッとするのだ。

リトファネ属は擬死が大好きで、撮影の時には触らなくて済む位置に止まってくれていることが重要である。



種小名はrosinae (ロシナエ)。ラテン語でrosin=「松ヤニでできた樹脂」。ロジンバックのロジンである。

確かに色が琥珀色でそんな感じだ。


食樹は多食性と推定されているが、埼玉での記録は現秩父市に偏っている。

僕も秩父市でしか採集していない。

以下記録
S100403
【成虫写真】20100403埼玉県秩父市三峰<標高1060m>

S100313
【成虫写真】20100313埼玉県秩父市大達原<標高370m>

090321
【成虫写真】20090321埼玉県秩父市浦山<標高430m>

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