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2012年3月

【0036】ミツボシキリガ
Eupsilia tripunctata

前翅の紋が某ミッ○ーマウスに似てることから蛾屋さんの間では「ミッキー」の愛称で親しまれている。

食草であるエノキが生えている場所で糖蜜採集をするとやってくる。

しかしドバっとやってくることは少ない。多くても5,6頭くらいの飛来だ。

他の糖蜜に集まるキリガと比べると少し小さく、愛らしい。出逢えると嬉しくなるキリガだ。

S091123
【成虫写真】20091123埼玉県さいたま市桜区<標高10m>

越冬前の個体はミッキー紋がピンクがかっていて美しい。

時が経つにつれ、白くなっていってしまう。

街灯にはあまり惹かれることはないが、一度だけ見たことがある。


種小名はtripunctata (トリプンクタータ)。ラテン語でtrip=「旅」 uncta=「油を塗った」

全く意味が分からない。区切りすら違う可能性もある。

>>>>>>>>>140128追記
ATSさんよりtri=「3」punctata=「点 の複数形」 ではないかとご指摘をいただいた。

とても自然でしっくりくる名前になった。間違いないだろう。

ちなみに【ムラサキミツボシキリガ】はuni punctaで「一つの点」という意味だ。
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埼玉では広く生息が記録されている。

以下記録
S1203163
【成虫写真】20120316埼玉県秩父市中津川<標高665m>

S100131
【成虫写真】2010131埼玉県さいたま市桜区<標高10m>

【0035】ナカグロホソキリガ
Lithophane socia

【アメイロホソキリガ】【カタハリキリガ】とよく似た種である。

カタハリキリガとの相違点は【カタハリキリガ】を参考にしていただきたい。

アメイロとの差異点として

・腎状紋下部が暗褐色に染まっている(アメイロは地色の黄褐色)

・前翅前縁中央部から伸びる条紋が不明瞭な褐色帯(アメイロはV字状になる)

が挙げられるが、 (※日本産蛾類標準図鑑より抜粋)判別に困る個体も多々存在する。


更に越冬前と越冬後で色合いが変化するため、同定が難しい。

そういった微妙な個体の確実な同定を行うには交尾器を見る必要があるだろう。


ここではナカグロの特徴をよく出している個体を取り上げている。

Sp4182428
【成虫写真】20100414埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

目立つ暗褐色の斑紋、不明瞭な褐色帯。ナカグロホソキリガで間違いないと思う。


サクラで飼育された記録があるが、アメイロと分化する前の記録であるため

実際はどちらの幼虫かはっきりしていないようだ。

種小名はsocia (ソキア)。ラテン語で「社交的」。 さっぱりわからない。違うかもしれない。

埼玉では秩父地方での記録に限られる。


以下記録
Sp3163462
【成虫写真】20120316埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>


【0034】シロトゲエダシャク
Phigalia verecundaria

フユシャクの時期が終わりに近づく頃、現れる。

真っ白な地色に黒の縞模様は、冬の間寂しかった街灯の下に止まっているとよく目立つ。

蛾のシーズンがもうすぐ始まるということを実感する。

Sp31634601
【成虫♂写真】20120316埼玉県秩父市豆焼付近<標高985m>

縞模様には濃淡があり、これは濃い個体。

♀はまだ未見。

>>>>>>>>>140330追記
狭山市での探索中に近くで探索していたATSさんより連絡を頂き交尾ペアと♀の撮影をすることができた。

この場を借りて深くお礼を申し上げます。

2枚撮影したところで分離してしまった。ギリギリで撮影できて本当によかったと思う。

交尾は0時頃という観察例が報告されているが、このペアは23時頃だった。

S_2
【成虫交尾写真】20140311埼玉県狭山市<標高80m>

分離後の♀を単独で撮影。

大きな体に小さい翅がアンバランスだ。

S
【成虫♀写真】20140311埼玉県狭山市<標高80m>

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種小名はverecundaria (ウェレクンダリア) ラテン語で「恥ずかしい」。

食草は多岐にわたり、ある程度の雑木林があれば生息している可能性が高い。

埼玉では3月に出現。山地では4月にも見ることができる。

入間でしか記録がないが、県西部でも見ることができる。


【0033】トビモンオオエダシャク屋久島以北亜種
Biston robustum robustum

世間が春を意識し始める頃、この蛾は現れる。

僕の中で勝手に『春の七枝尺』に指定されている、早春の代表的な蛾。

♂は鳶紋の名のとおり、非常にシックで落ち着いた色合いの蛾だ。

かなりの大きさなので蛾の苦手な人には敬遠されそうだが、少し勇気を出してその緻密な模様をじっくり見ていただきたい。

きっと蛾の和風な良さが伝わってくるはずだ。

S120316tobimon
【成虫♂写真】20120316埼玉県秩父市大滝<標高410m>

♀は紋が薄く、腹が太い。いかにも♀といった風貌だ。

灯下にはなかなか飛来せず、見つけづらい。この個体は運よく駐車場に落ちていた。

産卵場所を探していたのかもしれない。

Stobimon110423
【成虫♀写真】20110423埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

幼虫は様々な広葉樹を食樹としており、都市部から山間部まで生息している普通種だ。

種小名はrobustum (ロブストゥム)。 google翻訳だとラテン語で「試金者」。何だその日本語は・・・

埼玉でも様々なところで記録がある。

【0032】タニガワモクメキリガ
Brachionycha permixta

春、山々の雪が融け出す頃にこの蛾は現れる。

同属の【エゾモクメキリガ】に先駆けて現れ、エゾ~よりもスッキリした印象の種だ。

出現期が短く、時期を外すとまた一年お預けの蛾である。


タニガワ とは谷川岳から取った和名であるが、僕はこういう和名の種に弱い。

なんかレアっぽい響きがたまらない。遠く谷川岳にひっそりと暮らしている蛾。そんなイメージを持ってしまう。


実際にはいろいろなところで採れているのだが・・・

和名というのは大事なんだなぁと思う。


S1203161
【成虫♂写真】20120316埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

♀は未見。なかなか灯りには飛来しないようだ。


>>>>>>>>>140516追記

ライトトラップに♀が飛来した。触角が糸状なのがわかるかと思う。

S
【成虫♀写真】20140426利根郡片品村東小川<標高1180m>
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意外と個体変異が多く、特に環状紋の大きさがまちまちである。

種小名はpermixta (ペルミクスタ) ラテン語で「混ざった」。他のブラキオニカが混じったような姿形ということか。

食草はサクラ類で飼育の記録がある。

埼玉では奥秩父で3月中旬くらいに見ることができるが、その年の積雪量に大きく左右される。

【0031】ウスムラサキトガリバ
Epipsestis nigropunctata perornata

秋が深まり始める頃現れるエピプセスティス属のトガリバである。

【ムラサキトガリバ】に似ているが、ウスムラサキ~は腎状紋が目立つ。

翅長がムラサキトガリバほど尖らないような気もする。

が遭遇した個体が少ないのであまり確定的なことは言えない・・・


この蛾を関東近辺で見るためには標高をあげなくてはならず、僕が見た個体はいずれも1200m以上のところである。

S110918
20110918群馬県草津町入道沢付近<標高1850m>

図鑑には《関東近辺山地では10月~11月に出現》と記載してあるが、

このように標高を極端にあげると9月からでもいるのかもしれない。

最近学名がEpipsestis perornata perornataから変更になったようだ。

種小名はnigropunctata (ニグロプンクタータ) ラテン語でnigro=「黒」 punctat=「点」

横脈紋にある黒点を指してのことだろうか。

食草は未だにわかっていない。


埼玉県では近年記録された。
阪本優介・飯森政宏. 2013. 関東地方で得られた注目すべき蛾類 蛾類通信 268:154-158



以下記録
S111029
【成虫写真】20111029埼玉県小鹿野町八丁<標高1260m>






【0030】ミドリハガタヨトウ
Meganephria extensa

和名にミドリと入っているが、その名に反して殆ど緑色は認められない。

新鮮な個体に僅かに緑色が見られる程度だ。

写真で撮るとよくわかるが、一見すると緑なんてドコにもないように見える。


晩秋に発生する種で糖蜜にも飛来する。一般のキリガ類より大きめでなので良く目立つ。

越冬はせず、年内でその生涯を終える蛾だ。

S081118
【成虫写真】20081118埼玉県さいたま市桜区<標高10m>

この個体でも目いっぱい緑が確認できるレベル。よく見ないとわからない。


種小名はextensa (エクステンサ)。スペイン語やポルトガル語で「大規模な」。

他のMeganephria(メガネフィリア)属に比べると大きいところからつけられたのかもしれない。


ケヤキを食草とし、埼玉では平地でも山地でも見られる普通種である。


以下記録
Spa3024771
【成虫写真】20111029埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m>

【0029】カタハリキリガ
Lithophane rosinae

カタハリとはおそらく肩張り ということなのであろうと思う。

肩の力が入ってるような風貌からその名がついたのであろう。

色には個体変異があり、顕著に違う濃色型と淡色型がある。濃色型は一発でカタハリとわかる。

リトファネ属は似た種が多いが、カタハリキリガの淡色型は【ナカグロホソキリガ】【アメイロホソキリガ】に似ている。

この二種は互いにとてもよく似ているが、これと比べるとカタハリキリガ淡色型は少し見分けがつきやすい。


前翅後角付近に黒点が認められる個体が多く

胴体背中中央から左右の前翅の間を割ってちょこんと突起が出ているのも特徴的だ。

S120306k
【成虫写真】20120306埼玉県秩父市大達原<標高370m>

このポイントは安定して毎年観察でき、僕の中でひとつの目安となっている。

ああ、今年もここでカタハリが見られた。それだけで少しホッとするのだ。

リトファネ属は擬死が大好きで、撮影の時には触らなくて済む位置に止まってくれていることが重要である。



種小名はrosinae (ロシナエ)。ラテン語でrosin=「松ヤニでできた樹脂」。ロジンバックのロジンである。

確かに色が琥珀色でそんな感じだ。


食樹は多食性と推定されているが、埼玉での記録は現秩父市に偏っている。

僕も秩父市でしか採集していない。

以下記録
S100403
【成虫写真】20100403埼玉県秩父市三峰<標高1060m>

S100313
【成虫写真】20100313埼玉県秩父市大達原<標高370m>

090321
【成虫写真】20090321埼玉県秩父市浦山<標高430m>

【0028】ヨスジノコメキリガ
Eupsilia quadrilinea

糖蜜採集をするとホイホイ寄ってくる定番の種。

写真で見ると【ヨスジキリガ】によく似ているが、ヨスジノコメ~の方がかなり大きい。色も薄く、一見してすぐわかると思う。


昔は珍種だったようだが、糖蜜採集が浸透した近年は全くもって普通種となってしまった。

山地でも平地でもよく飛来する。ユープシリアの切り込み隊長だ。

S120306
【成虫写真】埼玉県秩父市大達原<標高370m>

食樹はサクラやシラカンバ、ケヤキでの飼育記録がある。


種小名はquadrilinea (クァドリーリネア)。ポルトガル語でquadril=「尻」。色が・・・そういうことなのかな。

>>>>>>>>>150128追記
ATSさんよりquadri=「4つの」 linea=「線」で4つの線ではないかとご指摘いただいた。

まさにそのままの名前だ。自然でしっくりくる命名である。
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埼玉でも平地から山地まで幅広く生息しており、大宮区の都市部でもその姿を見ることができる。

以下記録
S
【成虫写真】20130121埼玉県朝霞市岡<標高25m>

【0027】オカモトトゲエダシャク
Apochima juglansiaria

僕にとってのスプリングエフェメラル。直訳すると春の妖精、である。

他にも春の短い期間にしか出現しない蛾というのは多いが、この種は何か特別な種である。

言葉では言い表し難いが、春の妖精という言葉がピッタリ当てはまると思う。


ということで僕が勝手に制定した『春の七枝尺』の第一席となっている。

オスはよく灯下に集まり春を知らせてくれるが、メスはまず灯下にはこない。

僕自身も未だ見たことがなく、中々姿を見せてくれない春の妖精(メス)なのだ。

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【成虫♂写真】20120306埼玉県秩父市荒川小野原<標高290m>

>>>>>>>>>20120318追記
フユシャクの探索をしていたら発見した♀。

フユシャク♀と同じように偽木の柵に登り静止していた。

やはり楽をして街灯の下を探してるだけではなかなか♀に会うことはできない。

ちゃんと足で探さないといけないことを痛感した。

S
【成虫♀写真】20120317埼玉県朝霞市岡<標高25m>

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>>>>>>>>>20120504追記

図鑑によるとクワトゲエダシャクとの見分け方として【本種の後脚脛節には1対の距がある.】

という記述がある。文で難しいことを書かれてもよくわからんので図に提示してみた。

ちなみに後脚とは3対ある脚の一番頭から遠い脚のことだ。

Sp5043989

拡大図の二本線に沿ってトゲが生えているのがわかると思う。これが【一対の距】である。

クワトゲだとこれが二対になるらしい。

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種小名はjuglansiaria (ユーグランシアリア)。juglansが「クルミ」という以外出てこない。

確かにクルミが食樹のひとつとはなっているが・・・

【標本画像】
S

Apochima juglansiaria オカモトトゲエダシャク 20110308埼玉県秩父市大滝<標高400m>


  
S_2              
Apochima juglansiaria オカモトトゲエダシャク 20120317埼玉県朝霞市岡<標高25m>



以下記録
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【成虫♂写真】20100313埼玉県秩父市浦山<標高460m>

【0026】ウスタビガ
Rhodinia fugax fugax

晩秋の主役と言っても過言ではないだろう。

年間を通してヤママユガ科のアンカーを飾る種である。


オスとメスの性差が激しく、一見すると別種のように見える。

蛾は普通、灯りにやってくるのはオスが多いのだがウスタビガはメスもたくさんやってくる。

逆にオスのほうが少ないくらいだ。

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【成虫♂写真】20111029埼玉県秩父市中津川<標高665m>

オスは茶色が鮮やかな蛾。カッコいい。黄色から真っ黒なものまで地域によって個体変異があるようだ。

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【成虫♀写真】20091024埼玉県秩父市荒川白久<標高325m>

対してメスはオスよりもかなり大型で黄色の蛾。モコモコしててカワイイ。







自然界にはこのオスとメスが入り混じったモザイク型、というのが存在する。

数万分の一で発生するといわれる異常型であるが、僕は幸運にもその個体と遭遇することができた。


Spa2924111
【成虫?写真】採集日時等非公表

あまりにも希少なため、場所と日時の記述は控える。

というか公表したところで同じ個体は採れないのであるが・・・一応。

詳しく知りたい方はこちらの報文を一読いただきたい。
阪本優介・飯森政宏.2013. 関東地方で得られた注目すべき蛾類 蛾類通信 460


オスの茶色とメスの黄色が入り混じっているのがわかるだろうか

触角においてもその混じりっぷりがわかると思う。

食樹はバラ科、ブナ科、ニレ科など。

>>>>>>>>>20130129追記
以前は北海道亜種と本州以南亜種(原名亜種)に分かれていたが、日本産蛾類標準図鑑では北海道亜種を原名亜種に含めるという記載がある。大陸には別の亜種がいるため、原名亜種であることには変更がないが、日本に生息するウスタビガがすべて同じ亜種とされたため【日本亜種】となる。当ブログでは【日本亜種】という記載を省略しているため、従来の○○亜種を削除するものとする。
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種小名はfugax (フガクス)。ラテン語で「シャイ」。・・・よく意味がわからない。

埼玉でも浦和や川口といった都市近郊の公園や緑地で記録がある。

西側に行けば出会うのは難くないが他県よりは少ない印象がある。

以下記録
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【成虫♂♀写真】20111029埼玉県秩父市中津川<標高665m>






【0025】オオトビモンシャチホコ屋久島以北亜種
Phalerodonta manleyi manleyi

秋に見られるシャチホコガ。

シャチホコガの多くは春~夏が全盛期である。

秋になって活動するのはこのオオトビモンシャチホコとクシヒゲ類である。


この時期は灯下に飛来する蛾も少なくなるのでおのずと撮影する種も毎年同じような種になる。


その恩恵もあってかオオトビモンシャチホコは撮影回数の多い蛾だ。

S101013mine
【成虫写真】20101013長野県軽井沢町長倉<標高1400m>

最近、トビモンシャチホコ亜科が新設されたが、オオトビモンは仲間に入れなかったようだ。

食樹はブナ科が記録されている。

種小名はmanleyi (マンレェイ・・・かな) 採集家Manley氏への献名と思われる。

埼玉では浦和や新座の記録もある。奥秩父ではいくらでもいる。

以下記録
S101106deai
【成虫写真】20101106埼玉県秩父市豆焼橋付近<標高1065m

S
【成虫写真】20111029埼玉県小鹿野町八丁<標高1260m>

【0024】ナカジロネグロエダシャク
Ramobia mediodivisa

中秋にその姿を見ることが多いエダシャク。

僕が独断と偏見で選んだ『秋の七枝尺』に指定されている。


灯下によく集まり、この時期にはとりわけ目だって観察される。


よく似た【ネグロエダシャク】とは内縁付近での内横線の走り方が違ってくる。

同時に採集されることもあるが、出現時期はネグロの方が先だ。

Snaka111029
【成虫♀写真】20111029埼玉県小鹿野町八丁<標高1260m>

オスは櫛状の立派な触角をしているのだが、改めて撮影した画像を確認してみるとメスしか撮影していない。

見てないわけはないのだが・・・次回の課題がひとつできた。

>>>>>>>>>20131015加筆
オスの撮影に成功したので追加。
Snakajiro
【成虫♂写真】20131007 長野県北佐久郡軽井沢町長倉<標高1400m>

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さてこの根元が茶色の模様、何か意味があるのか。


偶然ではあるがその意味がわかった。

S_2
【成虫写真】20111014群馬県片品村丸沼<標高1330m>


まさかこんなピンポイントな擬態に使っているとは思わなかった。

白い幹から出た茶色の枝に見事なまでにマッチしているのである。

自分の止まるべき場所をちゃんと把握しているのだ。見つけたときは感動すら覚えてしまった。


なんでもないような模様でも、ちゃんと意味があるということを改めて思い知らされた瞬間であった。

食樹はホオノキでの飼育記録があるようだ。


種小名はmediodivisa (メディオディウィサ)。 ラテン語でmedio=「中央部」 divisa=「スライス」。

まあなんとなく言いたいことはわかるような。

埼玉では飯能と横瀬といった低山地での記録しかないが、僕は1200mほどの小鹿野町でも採集している。


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