ゴマフキリガ
Orthosia coniortota (Filipjev, 1927)
春のキリガ。比較的見ることが少ないキリガだ。
本州で関東以北の山地に生息しているが分布はシナノキを食樹としているためか局所的だ。
そう簡単にお目にはかかれないキリガである。
小さくて【シロヘリキリガ】に似ているが、こちらは茶褐色。シロヘリは白黒である。
薄茶褐色からコントラストが大きい個体まで変異が激しい。
メスは触角が糸状らしいが未見。
種小名はconiortota(コニオルトータ)。ラテン語で直訳すると「直立した円錐」 かな?
ちょっと意味が分からないので違うと思う。
埼玉県での記録は三峰と入川林道。僕は豆焼橋付近で採集したことがある。
Orthosia coniortota coniortota ゴマフキリガ 20120413 山梨県北杜市 <標高1000m>
以下記録