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【0049】イイジマキリガ
Orthosia ijimai

和名に人名がつく蛾というのがいる。発見者の名前だったり発表者の名前だったり色々である。

イイジマキリガもそんな種のひとつで種小名もiijimai(イイジマイ)となっている。

北海道の昆虫研究家、飯島一雄氏のことである。

しかしそんな命名のおかげで?夜の森の中で「いた!イイジマ発見!!」とか叫ぶハメになる。

事情を知らない人は行方不明者の捜索かと思うのではないだろうか。


そんな採集者の事情はさておき、このイイジマキリガ。赤茶に白がうっすらと入った気品のある蛾である。

なかなか出逢えない・・・ と思っていたが初遭遇以来、僕は毎年見てる気がする。縁のある蛾だ。


S
20120415長野県軽井沢町大字軽井沢<標高960m>

♂は触角が若干櫛毛状であるがこの個体は上手く撮れてない。標本にしてあるが、♂である。

おそらく毎年見てるのはこのポイントにこの時期毎年来てるからである。安定して見られるポイントだ。

白がうっすら、とは書いたがあまり白が入らない(擦れてる?)個体もいる。

こちらは♀なのだが、♀がこういう色なのかとおもいきやそうでもないようだ。

Sp5033364
201090503長野県軽井沢町大字軽井沢<標高960m>

個体変異があるが、ひとことで言ってしまえば赤茶色で頭でっかちな印象の蛾である。

標高高めの寒冷地に棲む蛾のような気もする。


食草はサクラなどの広葉樹となっているがどこにでもいる蛾ではないのが不思議だ。

大体、僕がニヤニヤするポイントで記録があるのだ。

埼玉県では秩父市大滝大輪の1件だけとなっているが、僕は中津川でも採集している。

以下記録
S_3
20090404栃木県日光市中宮祠<標高1260m>

Sp4133543
20120413山梨県<標高1050m>

Sp4153574_2
20120415長野県軽井沢町大字軽井沢<標高960m>

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