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【0063】サザナミフユナミシャク
Operophtera japonaria

平地に生息するフユシャクだが生息域が幾分限られており、時期に歩けばいるというような種ではない。

何しろ神奈川では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている種だ。


食樹のクヌギ、コナラから考えるとどこにでもいそうな気がするのだが、何かしらの条件が整っていないとダメなのかもしれない。

マイフィールド秋ヶ瀬公園にもクヌギコナラは大量にあるのだが見たことがない。

あれだけの規模を誇る公園にもいないとなるとサザナミフユナミシャクの生息には一体何が必要なのか。

食草が普遍的な種なのに生息域が局所的という種は難しい。

Ssazanami
20091212埼玉県<標高60m>

羽化シーズンには日没後に木の下から上へ沿うようにして飛んでいるのを見かける。

♀を探しているのだと思う。


S_3
20121221埼玉県狭山市<標高60m>

その♀はというと一見貧相な【クロオビフユナミシャク】である。

最初に単体で見つけたときはこれがサザナミのメスとは思わなかった。

Skoubi
20121221埼玉県狭山市<標高60m>

樹上3~4mの高さで交尾個体を発見。

これにより先ほど見つけた貧相なクロオビが実はサザナミだったのだと判明した。

なんとか下ろして撮影したが、羽を傷つけてしまった。

あの高さで交尾されると流石に中々見つけられない。

Photo
20161217 埼玉県狭山市<標高60m>

こちらも樹上3mほどの高さにて発見。今回は次男が木に登って綺麗なまま捕獲してきてくれた。感謝である(笑)


成虫は12月に出現し半月ほどで姿を消す。

種小名は japonaria(ヤポナリア)。日本の という意味だ。

埼玉では加治~狭山丘陵近辺の記録しかなく、局所的な生息をしていると思われる。

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