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【0065】オオチャバネフユエダシャク
Erannis gigantea

関東周辺では山地に生息する種である。

マツ科を食餌とするが、なかでもカラマツ林でよく見かけるように思う。

【チャバネフユエダシャク】に似ているが、外横線の走り方がオオでは強く√になっているのが特徴だ。

チャバネでも大きく湾曲していて紛らわしい個体が存在するが、見慣れると違うのがわかってくると思う。

オオチャバネ~という名だが、比べても特段大きいわけではない。

最大値はオオチャバネのほうが大きいようだが、普段目にする時にはあまり変わらないように思う。

Spb102052
20121110長野県軽井沢町長倉<標高1368m>

チャバネと同じように白ベースタイプと暗色タイプがある。

暗色タイプはあまり多くないように思うが産地によるらしく、浅間山周辺と富士山周辺ではよく見られるタイプのようだ。


S
20121110長野県軽井沢町長倉<標高1368m>

メスはチャバネフユエダシャクに酷似していて外見で見分けるのは困難だ。

交尾している確実な個体を見たことがないので未見、としておく。
>>>>>>>>>130411追記
Photo_2
20161106群馬県長野原町北軽井沢<標高1366m>
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

2016にようやくペアを発見することができた。やはりカラマツが多い場所で見つかった。


Sootya
20121110長野県軽井沢町長倉<標高1368m>

近似種チャバネフユエダシャクとの比較画像。右がオオチャバネフユエダシャク(当記事一枚目の個体)だ。


以前はErannis defoliaria giganteaという学名で、E. defoliariaの亜種として扱われていたが、
近年独立種となったようだ。

種小名はgigantea(ギガンテア)。 スペイン語で「巨人」。 エランニス属の中で一番大きいということか。


埼玉の記録は長らく新座市の一件のみ、となっており平地に産しない本種かどうかの疑念があったが、

昨年所沢市にて1♂が撮影された。外見の特徴からオオチャバネと思われた。

尚、2017年に和名倉山におけるフユシャクガの報文が発表されており、その中に本種も名を連ねている。
釣巻岳人,2017.和名倉山の昆虫(8) フユシャクガ類.寄せ蛾記(166):30-39

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