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【0066】クロウスタビガ
Rhodinia jankowskii

クロウスタビガ。その響きがなんとなく堪らない。名前を聞くだけで心躍るのは僕だけだろうか。

中秋の夜、山間部へ行くときのお楽しみである。

何はなくともクロウスさえいれば、その日は「成果アリ」なのだ。



蛾の渋い魅力を凝縮したような蛾だと僕は勝手に思っている。

今まで出会った全個体を撮影してるんじゃないかってくらい撮影している。

とにかく出会うと嬉しくって堪らない蛾のひとつだ。



♂は触角が強く櫛状になっている。ヤママユガ科に共通する特徴だ。
Sp9216191
【成虫♂写真】20090921群馬県利根郡片品村東小川<標高1320m>


♀は触角が軽く櫛状。蛾眉という言葉の由来の触角ではないかと勝手に思っている。
Spa152282
【成虫♀写真】埼玉県秩父市三峰<標高1060m>

以前はロシア南東部の原名亜種、本州亜種、北海道亜種と分かれていたが、

「差異が認められないため原名亜種のシノニムとする」※日本産蛾類標準図鑑よりという記述があった。

よって原名亜種と統合となったようだ。


種小名は jankowskii(ヤンコウスキイ)。 【ヤンコウスキーキリガ】をはじめ、色々なところに出てくるヤンコウスキー氏である。

ヤンコウスキー氏については正体がよくわかっていなかったのだが

虫撮記【虫画像・他】のyyzz2さんが謎を解いてくれた。

出現期は関東近辺では9月後半から10月中旬くらいまでと思う。【ウスタビガ】より早く出現する。

食樹はキハダ。埼玉では準絶滅危惧(NT1)に指定されているが、奥秩父ではちょくちょく見ることができる。

標本画像
SS_2
成虫♂                                   成虫♀


以下記録
1013
20101013長野県軽井沢町大字軽井沢<標高960m>


あと、どうでもいい情報ですが。。。
僕の撮影した渾身のクロウスタビガが2013,4月刊行予定の【世界のネイチャー・フォトグラフィー2013】に掲載されています。

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