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【0076】チャオビトビモンエダシャク
Biston strataria hasegawai

ビストン属の中でも出会うのが難しい種類のひとつだ。

僕が勝手に制定した【春枝尺四天王】(春に出現するエダシャクの中でも採集しにくい四種)の一角である。

一見すると【トビモンオオエダシャク屋久島以北亜種】に似ているが、

チャオビ~は後翅が薄い、後翅の中横線がカクカクしてない点で見分けがつく。

止まり方も△状に止まることが多いようだ。



見分けが付くのか不安だったが、実際に会うと一見して違いがわかるから不思議なものだ。
S
S_2
【成虫♂写真】 20130318 山梨県韮崎市 <標高550m>

同じ個体である。普段の止まり方と後翅の薄さを見ていただく為、二枚貼ってみた。


幼虫は海外の記録では広食性のようだが、日本では確定していない。

ただ、トビモンオオエダシャクの様にどこでも見かける種ではない。

一体何が二種の生息域で違うのか。蛾の世界の不思議は尽きない。


以前はとてもレアだったのだが、ここ一、二年で妙に目撃例が増えている種である。

しかも3月の目撃が多い。既知の知見では4~5月となっていたのだが・・・

♀の記録が非常に少なく、未だ国内では片手ほどの状態だ。


種小名はstrataria(ストラタリア)。少し検索するとstratに「地層」という意味があり前翅の模様としっくりくる。

接尾辞-riaをつけてラテン語化したものかもしれない。


埼玉では未だに記録されていない。

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