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【0140】オオシロシタバ
Catocala lara

夏、関東近辺では主に山奥(標高1000m付近?)でひっそりと羽化している蛾である。

北海道ではド普通種の称号が与えられているが、本州では中々出会うことが出来ない蛾だ。

S
【成虫写真】20140821 栃木県那須塩原市<標高1100m>


下翅の鮮やかなカトカラ属の中でも大型の部類に入るのだが、【シロシタバ】よりは小型なのでややこしい。

黒地に白い筋がスッと入る後翅は【ムラサキシタバ】を彷彿とさせるが、紫のインパクトには及ばない。

しかし渋めの前翅と後翅のバランスが素晴らしく、翅を開いた時の総合的な美しさはカトカラ随一である。(と思っている)
S_2
【成虫写真】20140821 栃木県那須塩原市<標高1100m>

カトカラは後翅を見せてナンボと思っている。

故に中々良い写真が撮れないことも多いが、良い写真が撮れた時の嬉しさはまた格別である。

タイミングが良ければすぐ撮れるのだが・・・

このオオシロシタバも随分と苦戦した一枚である。


種小名はlara (ララ)。おそらくはローマ神話の妖精ララであろう。

ララは黙ってれば美しいが、おしゃべりが過ぎて最高神ユピテルに舌を抜かれたという逸話を持つ。

今でもローマではお化け的な扱いで子供を大人しくさせるのに使われるらしい。あまり良いイメージではないなあ。


食草はシナノキ属が知られている。

しかしシナノキ属のないところでも記録があるようで、広範囲の移動をしているようだ。

埼玉では三峰と三国峠に記録があり、いずれも標高1000m以上だ。

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