【0166】クビワシャチホコ
Shaka atrovittatus atrovittatus
首から前翅にかけての黒帯が特徴的なシャチホコガの仲間である。
カエデの仲間を食草としており、都市部で植栽されているカエデでも発生しているので
意外と市街地でも見ることができる蛾である。
もちろん山間部でも見ることは多く、灯りに飛来してることの多い蛾だ。
【成虫写真】20140622常陸太田市下高倉町<標高440m>
クビワの由来と思われる黒条紋に気を取られがちだが、前翅の色彩もよく見ると美しい。
種小名はatrovittatus (アトロウィッタツス)。ラテン語でatro=「暗い、黒」、 vittat=「チャプレット」の意。
チャプレットとは何ぞや?と思って検索してみると、日本で言えば数珠のようなものらしい。
黒い数珠。和名とほぼ同じ意味だ。やはりこの黒条紋は目立つのだろう。
埼玉県では全域で記録されている。
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コメント
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クビワシャチホコは札幌でも割と多く見られるシャチホコの一つですが、普通種ながらもやはり大きさや、首回りの黒い模様は目をひきますね。
ついつい撮影してしまいたくなるようなシャチホコですね。
投稿: だんちょう | 2014年12月25日 (木) 19時51分
こーゆー普通酒はどれだけ家のそばで採れるかってのも面白い観点ですw
今のところ家から2kmくらいのところで採ってるのでそれより近い所で採ってみたいですね
投稿: 川北和倫 | 2014年12月28日 (日) 12時41分