カレハガ科 ホシカレハ亜科

【0091】タカムクカレハ本州亜種
Cosmotriche lobulina takamukuana

マツやモミといった針葉樹食いのカレハガである。

僕自身は標高の高い所でしか見たことがないので、亜高山の蛾だと思っていたが

記録を見ると600mくらいでも採れているようだ。

確かに食樹的にはいても全くおかしくない。僕の探し方が悪いのだろう。


感じ的には【シーベルスシャチホコ】を寸詰まりにしてモフらせた印象である。

6~7月に出てくる初夏の蛾だ。

Stakamuku
【成虫♂写真】 20130603 埼玉県秩父市 <標高1700m>

埼玉での記録は西部に偏っており多くはないが、ここではたくさん飛んできた。

♀は灯りにこないようで極めてまれ、と図鑑に記載がある。

>>>>>>>>>20140804追記
ライトトラップに飛来した♀。

目の前にあったシラビソで発生していたのだろうか。
S
【成虫♀写真】 20140719 山梨県山梨市 <標高2230m>

触角が♂にくらべ細く、一見して♀とわかる。
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ちなみに日本産標準蛾類図鑑で本州亜種は
C. lobulina takamukui (Matsumura,1921)となっているのだが、他にそういった記述を見かけない。
C. lobulina takamukuana も(Matsumura,1921)であるため、その後変更がされたとは考えづらく誤記の可能性も考えられる。
出典がハッキリするまでここでは従来のC.l.takamukuana を使用する。

補足すると学名で~anaとなる場合形容詞となるので献名が多いようだ。
~i の場合は所有者の意味合いが強い。
ちなみにタカムクシャチホコはTakadonta takamukui Matsumura, 1920
同じ記載者で takamukui ・・・
亜種だから タイプ タカムク ってことで形容詞takamukuanaになってたのか・・・?
しかし同じ記載者のオキナワルリチラシ本土亜種は Eterusia aedea sugitanii
こっちはsugitanii・・・ 


>>>>>>>>>20140214追記
mothprog様よりC.l.takamukuana で間違いないとの情報を頂きました。
ご教示いただいた新日本千虫図解. 巻之4 に 

たかむくかれは Selenephera takamukuana
の記述がありました。
昔はSelenepheraという属に分類され、独立種とされていたようです。
今でもSelenepheraで検索するとC.lobulina の画像が出てきます。

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種小名はloburina (ロブリナ)。ラテン語で「小葉」。

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※日本産蛾類標準図鑑の分類ではGastropachinae ホシカレハ亜科となる
Cosmotriche
タカムクカレハ 本州亜種



※日本産蛾類標準図鑑の分類ではLasiocampinae マツカレハ亜科となる
Somadasys
ギンモンカレハ本土亜種



※日本産蛾類標準図鑑の分類ではLasiocampinae マツカレハ亜科となる
Takanea
ミヤケカレハ



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