ヤガ科 ヒメヨトウ亜科

【0186】シロテンクロヨトウ
Prospalta cyclica

銅色に鈍く輝く翅に白点を星のようにちりばめた美しい蛾である。

山がちで自然度が高い場所で見る蛾のイメージが強いが、食草はいまだにわかっていないようだ。


以前はPerigea 属に分類され、保育社の図鑑ではそちらで掲載されている。

現在はProspalta 属に分類されており、日本には本種のみとなる。

【オオホシミミヨトウ】などが入るCondica 属とは近縁で、成虫の見た目も似ている種がいる。


S
【成虫写真】20150613 群馬県片品村<標高1630m>


種小名はcyclica(キクリカ)。cyclic=「循環する」 という意。

白点が循環して見えなくも・・・ない。


埼玉での記録は西部山地帯に偏っており、自然度の高い場所での分布を示している。

【0104】モンオビヒメヨトウ
Dysmilichia gemella

茶色地に白い点刻をあしらっており、目立つ蛾である。

ネット上にはいくつか画像が見受けられるのでそれほど珍しい種でもないようだが、埼玉の記録は少ない。

目立つ蛾故に見つけると即、撮影対象になっているのかもしれない。

Smonnobi
20130831 群馬県吾妻郡嬬恋村嬬恋高原<標高1160m>

白紋や大きさに変異があるようだが、僕はこの個体しか見たことがないのでよくわからない。


memo.....
ヤガ科 ヒメヨトウ亜科に分類されています。
埼玉では少ない記録ですが、低地、丘陵地、山地と広範囲での記録があります。

【0096】ウスムラサキヨトウ
Eucarta virgo

ヨモギを食草とし、草原に生息する蛾だ。生息域が本州中部以北となっているので北方系の蛾であろう。

以前はヨトウガ亜科に含まれていたが、標準図鑑では新設されたヒメヨトウ亜科に分類されたようだ。

静止状態では内横線と外横線が翅底部分でくっついており、X紋を形成している。

コントラストの効いた色彩も美しく、小さくも印象に残る蛾である。


Sp8031828
20170803 静岡県富士宮市<標高920m>

Susumura
20130806 静岡県富士宮市<標高920m>

似た名前の【ムラサキヨトウ】や【ヒメムラサキヨトウ】とは全く違う蛾である。

種小名はvirgo(ヴィルゴ)。ラテン語で処女の意。処女の高潔なイメージから取られた良い名だ。

なお、埼玉県での記録はない。ヨモギなどどこにでもあるのに…

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