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【0170】エビガラスズメ
Agrius convolvuli

我が家でよく発生するスズメガである。アサガオの葉を食い尽くして10月ごろに羽化しているようだ。

5月から発生する蛾なのだが、我が家では秋にしか見たことがない。食草も関係しているのかもしれない。

腹部の赤い部分が良く目立ち、「エビガラ」の和名の由来となっている。


S111019_2
【成虫写真】20111019埼玉県蕨市<標高5m>

都市部でよく発生する大きな蛾なので、嫌悪の対象となることが多いようだ。

しかし特に害はないどころか、良く見ると眼が大きく愛嬌がある顔をしている。

先入観で嫌わないでよく観察してみてほしいと思う。


種小名はconvolvuli (コンボルブリ)。人名由来かと思ったが、ヒルガオの学名がconvolvulus のようだ。

主たる食草であるヒルガオに関係した命名のような気がする。


アサガオの他、サツマイモやゴマ、アズキ、タバコなどでも発生するようだ。

埼玉では多くの記録がある。

【0107】コエビガラスズメ
Sphinx constricta

近年、都市部でも見かけるようになった蛾のひとつである。

植栽のドウダンツツジに幼虫がついてきて殖えていったのだと思われるケースだ。

同じようなケースで【コウチスズメ】も都市部で最近よく見かけるようになった。

ドウダンツツジは本来多くない樹木だが、現在は庭木などによく利用されている。


おかげで今まで中々見られなかった蛾も家の近所で見ることができるようになったのだが・・・

本来はいるべきではない場所なのだろう。

S
20130823 埼玉県秩父市中津川<標高690m>

秩父にはチチブドウダンというドウダンツツジの一種があるようだ。

こんな誰もいない山の中に植栽したとは考えにくく、従来から生息している個体群と思われる。

コエビガラスズメ自体はイボタやトネリコなども食べるので、他のものを食べて育っているかもしれない。

腹がエビ柄をしており、【エビガラスズメ】を彷彿とさせるが、エビガラスズメとは属が違う。

コエビガラはどちらかろいうとクロスズメに近い仲間である。

止まり方が独特なのか何なのか遠くから蛾影を見てもコエビガラとわかる。

北海道には【エゾコエビガラスズメ】というよく似た種が生息している。


種小名はconstricta(コンストリクタ)。 「締め付ける」という意味があるようで、獲物を締め付けて殺す蛇のボアにもこの名がつく種がいる(Boa constrictor

埼玉では広く分布しており、5~8月に成虫が見られる。

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